2017年4月22日

イノセントデビル incident 6


このチャイニーズマフィアの人かっこいいな…。
少しは見せ場を作ってあげればよかったぜ。

そんな訳で、ガンガンJOKER5月号に『イノセントデビル』incident6が掲載されました。

実はプロット段階では綾瀬も京香も出ない全然違う話を考えていて、打ち合わせの末全ボツにしました。

担「これ新キャラ出てますけど…4話の医者先生とかは出さないんですか?」
中「いやーまだ出すの早いかと思って」
担「単に出し惜しみなら止めたほうがいいですね」
担「その時点で一番面白いと思う話を惜しみなく突っ込んでいくべきです」
中「なるほど…」
中「今出せる全力を振り絞って考えることでそこを突き抜けた先に新たなステージが見え、それが作品のレベルアップにつながる。つまり、決死の覚悟で明日を顧みないことが逆に今の窮地を切り開く…『葉隠』の考え方ですね」

担「いや、打ち切りになったら二度と出せないですよ、ってことです」
中「あ、じゃあ綾瀬出します」

担「あんまり好きじゃないんですか?この人」
中「いやー大好きなんですよねーこれが」
担「………」

というやり取りを経て、incident6となりました。

真面目な話、確かに「今一番面白いと思う話を全力でぶっこめ」というのは箴言だなと思いました。
自分が面白い話じゃないと読んでもらって楽しい訳もなく。
詰め込みまくって、どうしても尺が足りないところだけ削るくらいの感覚がいい気がします。

という訳で綾瀬も京香も自分が好きなところを余す所なく突っ込みましたので、お楽しみ頂ければと思います。

あと感想送付フォームを作ってみたので、よろしければ感想など送ってもらえると嬉しいです。




中村基