2018年3月29日

イノセントデビル 質問への解答①


感想フォームに質問がいくつか来ていたので、回答させて頂きます。 

①綾瀬命ちゃんがイノセントデビルとして覚醒したのは7話で助手を殺したときだったのでしょうか。それともそれより前からだったのでしょうか。前だった場合はどのようにして覚醒したのか知りたいです。

綾瀬は明確な覚醒という感覚はありません。強いていうなら、塔子の「無邪気な悪魔」に関する論文を読んだときが自覚のタイミングですが、その前から周囲との感覚のズレはずっと感じており、そこで言語化されたに過ぎません。

そもそも、赤音やみよりと違って、彼女は感覚のズレに対して「感覚はわからないが社会的に正解とされる答え」を他者の反応から分析して導き出すことで周囲と上手く付き合っていく道を選んでいます。二人と違い綾瀬は内心の孤立をあまり気にする人間ではなかったため、それをストレスにも感じていなかった訳です。

助手を殺しかけた事件で初めて大きなトラブルとなったものの、綾瀬の認識としては「言い方がまずかった」というテクニカルな反省をしているだけです。下記の場面でも、「正解」のコメントを一応発しているのですが、革新的な治療方法を発見したことでテンションが上がりすぎてしまい(かわいい)、答え方があまりに表面的になってしまったのが事件の発端になってしまったという形ですね。


②イノセントデビルの元になった読み切り?は単行本に入れないんですか?見てみたいです

単行本にはページ数的な問題で載せられないので、掲載号のガンガンJOKERAazonさんとかで買って頂くしかないですね…申し訳ないです。4巻のページに余裕があればよかったんですけど、むしろ最終話の掲載分まるっと増ページしてもらった感じなので、全然余裕がないんですよね。

掲載号は20166月号でタイトルは「上条塔子の人間探索」です。

③各キャラの誕生日や血液型、身長などの細かいプロフィールが知りたいです。

4巻にのせられなかったら設定資料をブログに載せようかなと思ってます。少々お待ち下さい。

④イノセントデビル世界の片隅のコーナーが好きなので他にも何かあれば知りたいです。

ありがとうございます!毎回誰が読むんだろうかと思いながら書いてますが、読んでくださってる方がいて嬉しいです。

基本的には空きページの分量に合わせて思いつきで書いてるので、ストックはありません。4巻に入り切らないくらいネタが思いついたらブログに増補版書こうと思います。逆に気になる小物とかがあれば、リクエストして頂ければ書けるかもしれないのでまた送って下さい。

⑤犯罪心理学について作者さんは学ばれたのですか?

専門的な意味では一切学んだことはありません。大学のときに講義をとったことがある、という程度ですね。

一般書籍レベルでは基本文献っぽいものを5~6冊読みましたが、塔子が提唱している理論は犯罪心理学から見ればトンデモなので、あまり直接参考にはしてないです。

⑥綾瀬命の悪魔としての目覚めは、どのようなものだったのでしょうか?

質問①と同じ解答になります。明確な「目覚め」は無い感じですね。

⑦みよりはロシア語が元から話せたのですか?

話せません。ただ、全く無教養だった訳ではなく、ハーバード時代に少し見聞きしたことがあり、なおかつILDからロシア語の文書を含む膨大な資料を入手しており、普通は繋がらないほど断片的な記憶を統合していきなり発話できた、というシーンです。

その最適解が求められていない状況では、今も話せません。

⑧みよりはルームメイトを愛していた、と言っていますが、それは同性愛的な意味なのか、友愛的な意味なのか、どのような形なのでしょうか?

基本的には「普通の友情以上の親愛」という意味合いです。同性愛的なニュアンスが含まれるかは微妙なところですが、本人も不明瞭だと思います。もともとはルームメイトと彼氏とみよりの3人でつるんでいることが多く、みよりは二人とも区別せず「特別な友人」として扱っていたという感じですね。

良い感じの雰囲気になっていたら、一晩の過ちとかは起きてたんじゃないかと思います。

⑨主要人物の家族構成や経歴など決まっていれば、教えていただけるととても嬉しいです。

質問③と同じ解答になります。一応家族や経歴も設定はしてあります。


たくさんご質問頂きありがとうございました。
最終回後、単行本発売後にまた募集しようかなと思っております。

よろしくおねがいします。

中村基